少し前の話になりますが、GoogleとYahoo!がメールの送信者ガイドラインの変更を行いました。
Google 送信者ガイドライン
米Yahoo! 送信者ガイドライン
主に、1日5,000件以上のメール送信者に対する変更で、いくつかの要件を満たしていないと受信できなくなる可能性があるあるというものです。
その為、そこそこ大きな話題にもなりました。
1日5,000件未満のメール送信者 → 対応が不要
ただし、ビジネス利用の場合には、念のため1日5,000件未満でも対応しておくことをおすすめします。
それで、その要件の中には送信ドメイン認証技術であるSPF、DKIM、DMARCの3つの設定が含まれます。
今回は、カラフルボックスでこの3つの認証技術の設定を行う方法を紹介します。
因みに、ここでいう認証設定は、あくまで送信する側の設定になります。
具体的には、SPF、DKIM、DMARCの3つのレコードを追加することで対応が可能になります。
カラフルボックスでSPF、DKIM、DMARCを設定する方法
上記でも触れましたが、今回はSPFレコード、DKIMレコード、DMARCレコードを設定する方法を説明します。
といっても、カラフルボックスではマイページから簡単に設定することができます。
その為、誰でも簡単に設定を行うことができます。
また、あくまで「送信ドメイン認証」の技術なので、設定はメールアドレス単位ではなくドメイン単位になります。
SPF、DKIM、DMARCレコードの設定方法
それでは、SPFレコード、DKIMレコード、DMARCレコードの設定方法を説明します。
まずは、カラフルボックスのマイページへアクセスします。
https://secure.colorfulbox.jp/
ログイン画面が開くので、ログインします。
↓
ログインするとこちらの画面が開くので、「サービス」をクリックします。
該当のサーバーを選んで「契約中」をクリックします。
契約中のサーバーの画面が開きます。
↓
この画面を下へスクロールしてください。
画面の左側に「DMARC設定」があるのでクリックします。
このような「DNS Manager」が開きます。
設定しているドメインが一覧で表示されているので、該当ドメインの右側にある「DNS Manager」をクリックします。
こちらの画面が立ち上がります。
↓
SPFレコード、DKIMレコード、DMARCレコードを3つとも設定する場合には、このまま画面下にある「DNS Managerに設定する」をクリックしてください。
これでSPF、DKIM、DMARCの設定が完了しました。
設定が完了したドメインは、このように「設定済み」になるので確認してください。
因みに、いずれか特定のレコードのみを設定したいという場合には、「コピー」をクリックしてコピーしてください。
そして、そのままDNS Managerを開いて値を貼り付けて登録してください。
レコードを直接確認してみる
せっかくなので、上記で設定したSPFレコード、DKIMレコード、DMARCレコードが正常に追加されているか確認してみましょう。
設定済みレコードは、DNSレコードの編集画面で確認できます。
カラフルボックスのマイページにある「DNS Manager」をクリックします。
このようなDNSマネージャーの画面へ移動します。
この画面を下へスクロールしてください。
このように設定済みのDNSレコードが表示されているはずです。
さらに下へスクロールすると、この3つのレコードが追加されているはずです。
これで確認できましたね!
カラフルボックス SPF、DKIM、DMARCに関するよくある質問
カラフルボックスでは送信ドメイン認証を設定できますか?
はい。SPF、DKIM、DMARCを設定することができます。
SPF、DKIM、DMARCはどこから設定できますか?
カラフルボックスのマイページにある「DNS Manager」から設定できます。
送信ドメイン認証とは何ですか?
送信元メールサーバーのIPアドレスなどを利用して、認証を行う方法です。メールを送信する際に本人情報を送信することで、送信元がなりすまされていないかを受信側のサーバーで確認することができます。それにより、メールの「なりすまし対策」を行うことができます。