個人向けの小規模なレンタルサーバーをお探しの方におすすめなのがタダサーバー(tadaサーバー)です。
タダサーバーは、カラフルボックスの無料版サービスで、誰でも無料で利用することができるレンタルサーバーです。
デメリットもありますが、以下のような方にはとてもおすすめのサーバーサービスです。
- 小規模な個人ブログを運営したい
- 数ページ程度の小規模なWebサイトを運営したい
カラフルボックスについては、こちらの記事をチェックしてください。
タダサーバーとは?何ができる?
タダサーバー(tadaサーバー)は、カラフルラボが提供する無料のレンタルサーバーです。
2025年2月に開始したばかりの新しいサーバーサービスですが、広告表示がなく小規模サイト運営者を中心に注目されています。
タダサーバーでは何ができる?
タダサーバーを使ってできることは、以下の2つです。
- ブログやWebサイトの公開・運営
- メールアドレスの作成
メインは、やはりブログやWebサイトの公開・運営です。
ただ、タダサーバーは5GBしかなく小規模な個人ブログやWebサイト向けになります。
また、タダサーバーではメール機能を使うことができ、メールアドレスを作成して利用することもできます。
タダサーバーの機能・仕様
タダサーバーの主な機能や仕様をチェックしてみましょう。
Webサーバー | 不明 |
---|---|
HTTP/3 | × |
容量 | SSD 5GB |
転送量 | 600GB/日 |
独自ドメイン | 1個 |
マルチドメイン | × |
独自SSL | 〇 |
WordPress | 〇 |
データベース | MySQL 1個 |
プログラム言語 | PHP、Python、Ruby |
自動バックアップ | × |
メールアカウント数 | 〇 1メールアカウント |
商用利用 | 〇 |
アダルト利用 | × |
広告表示 | なし |
また、設定できる独自ドメインが1つのみとなっています。
広告表示がないので、その点は使いやすいです。
ですが、タダサーバーは、基本的に個人ブログ向けの小規模なレンタルサーバーと言えます。
有料サーバーとの違いは?
タダサーバーと有料サーバーであるカラフルボックスを比べてみましょう。
今回は、カラフルボックスの個人向けプラン(BOX2)との比較です。
タダサーバー | カラフルボックス (BOX2プラン) | |
---|---|---|
利用料金 | 無料 | 1ヶ月契約:月額1,452円 3ヶ月契約:月額1,364円 6ヶ月契約:月額1,276円 12ヶ月契約:月額1,166円 24ヶ月契約:月額1,078円 36ヶ月契約:月額968円 |
LiteSpeed | × | 〇 |
HTTP/3 | × | 〇 |
容量 | SSD 5GB | SSD 700GB |
転送量 | 600GB/日 | 無制限 |
マルチドメイン | × | 〇 無制限 |
メール機能 | 〇 ※1カウントのみ | 〇 ※カウント無制限 |
WordPress | 〇 | 〇 |
データベース | 1個 | 無制限 |
サポート | あり | なし |
商用利用 | 〇 | 〇 |
アダルト利用 | × | 〇 |
カラフルボックスのBOX2プランは、有料な分、かなりスペックが高く、容量も700GBとかなり多いです。
それに対して、このように比べてみると、タダサーバーはかなり機能的にも制限があり、あくまで小規模な個人向けサーバーと分かりますね。
カラフルボックスのBOX2プランについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてチェックしてください。
タダサーバーのメリットは4つ
タダサーバーのメリットはこの4つです。
- 無料で利用できる
- 独自ドメインを使える
- 広告表示がない
- メール機能を使える
無料で利用できる
タダサーバーの一番のメリットは、やはり無料で使用できるところです。
お金をかけずにレンタルサーバーを利用できるのは助かりますね。
独自ドメインを使える
タダサーバーでは、独自ドメインを使ってブログやWebサイトを運営することができます。
独自ドメインは、タダサーバーの申し込み時に合わせて取得することができます。
また、他社で管理している独自ドメインをタダサーバーで使用することもできます。
広告表示がない
タダサーバーは、広告表示のない無料サーバーです。
邪魔な広告表示がないのもタダサーバーのメリットと言えます。
メール機能を使える
タダサーバーでは、メール機能が提供されています。
無料サーバーだとメール機能を利用できないサービスも多いので、この点もタダサーバーのメリットと言えます。
ただ、作成できるのは1メールアカウントのみなので、ビジネス利用には向いていないです。
- 1メールアカウントのみ作成可
- メールの送信制限:1時間10通
タダサーバーのデメリットは3つ
タダサーバーのデメリットは3つです。
- 容量が少ない
- 複数サイトの運営を行えない
- 申し込みには同時にドメインの取得が必須
容量が少ない
タダサーバーの一番のデメリットは、容量が5GBと少ないところです。
無料サーバーとしては多い方で、小規模なブログであれば問題なく運営できます。
ただ、やはり5GBしかないと画像を多く使用するようなブログの運営には向いていません。
複数サイトの運営を行えない
タダサーバーは、マルチドメイン設定を行えません。
そのため、設定できる独自ドメインは1個のみで、複数サイトの運営には向いていないです。
申し込みには同時にドメインの取得が必須
タダサーバーを申し込むには独自ドメインが必須です。
そのため、独自ドメインを用意しておかないと、タダサーバーを申し込むこともできません。
ちなみに、独自ドメインは、タダサーバーの申込み時に取得することもできます。
独自ドメインを持っていない方は、申し込み時に取得するのがおすすめです。
シンフリーサーバーとの比較
タダサーバーとシンフリーサーバーを比べてみましょう。
シンフリーサーバーは、同じ無料サーバーで、シンクラウドが提供しているサービスです。
タダサーバー | シンフリーサーバー | |
---|---|---|
Webサーバー | 不明 | Nginx |
容量 | SSD 5GB | SSD 10GB |
転送量 | 600GB/日 | 900GB/日 |
無料サブドメイン | × | 〇 1個 |
独自ドメイン | 1個 | 10個 |
メール機能 | 〇 | × |
WordPress | 〇 | 〇 |
データベース | 1個 | 5個 |
サポート | なし | なし |
広告表示 | なし | なし |
公式サイト | チェック | チェック |
また、シンフリーサーバーでは無料のサブドメインを1個使えるので、独自ドメインがなくても利用できるのもメリットになります。
ただ、タダサーバーでは、メール機能を利用できます。
また、リリースされたばかりのサービスなので、タダサーバーには今後のアップグレードに期待したいです。
タダサーバーは小規模ブログ向け
タダサーバーは、小規模な個人ブログの運営におすすめしたいレンタルサーバーです。
また、カラフルボックスは、以下のようなWebサイトにもおすすめです。
- 小規模な会社サイト
- ポートフォリオ
- テスト・開発サイト
最後に
今回は、カラフルラボが提供する無料サーバー「タダサーバー(tadaサーバー)」についてまとめました。
そのため、基本的には、小規模な個人ブログ向けレンタルサーバーとなります。
タダサーバーを使ってみたい方は、ぜひ公式サイトもチェックしてください。